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IRセンサー向け波長制御樹脂の開発

2021.01

  • 開発背景

       近年、電子部品、自動車向けなど様々な分野で赤外線を利用したセンサーによる認識、計測(距離、位置など)
      が主流になっております。
       その中でセンサーの感度向上・ノイズ低減が求められており、当社では可視域・近赤外域を選択的に透過、
      遮断することが可能な樹脂製品の開発を行いました。

  • 従来当社樹脂製品での課題

    • 現行製品では可視域・近赤外域を選択的にカットする樹脂製品がなかった。
  • 開発成果

    • 可視光域をカットする樹脂製品を開発。
    • 近赤外域をカットする樹脂製品を開発。
  • 開発内容

    可視域カット樹脂

    製品名 CP-8510D CP-8542D CP-8572D CP-8576D
    カット波長域 ~650nm ~700nm ~650nm ~750nm
    各CP 5 5 5 5
    樹脂 95 95 95 95
    硬化剤 100 100 100 100
    波長透過率 画像
    各可視光域カット樹脂添加硬化物 波長透過率測定結果

    ※上記推奨混合比にて厚み2mmの硬化物を用いた測定データであり保証値ではありません。

    近赤外域カット樹脂

    製品名 NIR-8000 NIR-8001
    カット波長域 700nm~950nm 750nm~1000nm
    NIR 5 5
    樹脂 95 95
    硬化剤 100 100
    波長透過率 画像
    各近赤外域カット樹脂添加硬化物 波長透過率測定結果

    ※上記推奨混合比にて厚み2mmの硬化物を用いた測定データであり保証値ではありません。

    可視域と近赤外域を選択的にカット可能な樹脂製品を開発。
    余分な波長域をカットすることでセンサー感度向上とノイズ低減を見込めます。
    現在、要望のあるお客様へのサンプルワークを開始しております。


    ※各カット樹脂を混合熱硬化させる二液樹脂製品はこちら

新規の開発事例につきましては、
{{developmentItem.name}} 」に掲載しておりますので、是非ご覧ください。